北海道大学フレッシュマンセミナー
「北海道のフィールドで協同組合を学ぶ 」 を開催
協同組合ネット北海道は北海道大学と連携し、1年生を対象にした一般教育演習(フレッシュマンセミナー)「北海道のフィールドで協同組合を学ぶ」 を、集中講義として企画し、開講しました。
主担当事務局
北海道生活協同組連合会、北海道農業協同組合中央会、北海道漁業協同組合連合会、コープさっぽろ、北海道森林組合連合会
開催月日
2023年8月6日(火)~8月8日(木)
授業の目標
北海道の農村・地域における社会経済的課題について、協同組合がその解決にどのような役割を果たしているのか、座学及びフィールドで学ぶことを通じ、自ら課題を発見し、その解決策を考える力を身につける。
到達目標
北海道の地域・農村社会を支えている「助け合い」「お互い様」という考え方が薄れている中で、競争原理とは異なる、協同の理念について座学及びフィールド通じて理解する。
日程・場所
・2023年8月8日㈫:道民の森神居尻地区・増毛漁協
・2023年8月9日㈬:北空知森林組合・JAきたそらち・北海道ロジサービス・コープさっぽろエコセンター
・2023年8月10日㈭:北海道大学農学部(S31教室)にて、協同組合ネット北海道14構成団体による座学
【宿 泊 先】:北海道立青少年体験活動支援施設 ネイパル深川
【対 象】:北海道大学1年生30名
【取得単位】:2単位
参加した学生たちの声
〇このセミナーを通じて、協同組合について全く知らない状態から、どのような理念に基づき、どのような組織があるのかを理解出来た。また、経験の浅い大学1年生が現場の方からお話を聞くことが出来る非常に貴重な機会が得られました。
〇普段自分が大学で何気なく利用している協同組合について本講義を通して深く広く学ぶことができたと思います。大学生協以外の団体の働きやそれに加入している北海道民の属性など初めて知ることが多く、またそうしたことを運営者から聞くことができたのはいい経験になりました。
〇たくさんの施設を見学することができ、小学生の頃行った社会科見学を大学生になって再び体験することができたようだった。大学生の今だからこそ気づくことも多くあり、とても楽しかった。今後も施設の見学を多くとってほしい。また、協同組合について、現代の利益や効率を求める価値観とは違った、人々や自然と共存していく考え方を持つことの大切さを知ることができました。